はったりばっか。

独り言orゲーム製作記の死or生。

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見えなかったもの

※うーん…。
なぜか今回は真剣です。
そして、クサさ&こっぱずかしさ20%増です。



「もういいさ…。」


四・二事件から…2ヶ月がたった。


「結果発表を待ちつづけて… もう2ヶ月…
 応募要項には、4月下旬に一次審査結果発表って
 書いてあったのになぁ…。」



一次審査結果発表はいつだろう…。
二次審査結果発表は5月下旬と書いてあったが… どうなのだろう。

僕は… 次回作を創る気がなくなっていた。

……

致命的なバグ有り作品を、コンテストに応募してしまった僕。
このコンテストには… ある制約があった。

『受賞した作品は1年間、作者でも公開することができない。』

つまり… 落選を見届けなければ作品の公開ができないのだ。
だから僕は… 落選を待っていた。

「プレイ2時間で100%バグが出る作品が…
 受賞するなんて、ありえないよ。」


……
だったら、さっさとエントリーを辞退すればいい。

でも…
僕には、それができなかった。

……

…どうしてだろう。


そして… 6月2日。
ツクールWEB上で… 一次審査結果が発表された。

そこには… 20人ちょっとの番号が並んでいた。

「…え…?
 IDナンバーが1000を超えてたから、
 てっきり… 1000人以上はエントリーしたと思ってたのに…。」


どの番号も… 1000以上、1060以下だった。

そして僕は… 自分の番号を探した。
他の人とは… 違う目的を持って。

……


「…は…?」


だがそこには、あるハズのない… 見慣れた番号があった。

……

僕は考えた。

一次審査発表のこの日を待ち望んだのに…
二次審査発表の日まで、また待つのか…?

いや…
今すぐ作品とともに… ページを公開する方法が1つ残っている。

「…エントリーの辞退…か…。」

……
迷うことなんてない。

さっさと電話すればいい。
電話を1回… かけるだけなんだ───…


しかし…
それができずに午後6時…

電話対応の受付時間が… すぎてしまった。


「今度電話しよう… 99%、辞退しなきゃ…。」


……
なぜか… 100%とは言えなかった。


……

そして… 6月8日。
エンターブレインから… 突如、手紙が届いた。

その中身は… こういうものだった。


『一次を通過したこの作品には、バグがありますので…
 修正したものがあれば、二次審査の前に差し替えを受けますよ。』



……

この手紙を読んだとき… 僕の手は、震えていた。

そして、気付いたときには…
公開しようとしていた完全版の『Lost』を、CD-Rにコピーしていた。

このときに…
今まで『見えなかったもの』の正体が… はっきりと見えた。


辞退を許してくれなかったモノ。

100%中の1%。

今、右手にある、差し替え用の『Lost』のデータが入ったCD-R。


……

あぁ… そっか…。


なんだかんだ言って、僕は…
            自分の作品を信じたかったんだ───。

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